早めの対応を

メンタルヘルスの問題は、身体の病気よりも悩んでいる人が多く、本人の家族や職場へ与える様々な影響も大きくなりますが、身体の病気に比べ、早い段階で、適切な対処を受けていないことが様々な調査によって明らかになっています。

ストレスからくる心の問題を理解する、あるいは自覚することが難しいのは、体の病気のように、画像写真や血液検査では診断できず、形がなく目に見えないことです。 さらに、ストレス問題は誰にでも起こるので、どの段階から病気と考えれば良いのかが判りにくいのです。自分の性格の弱さと勘違いする、あるいは周りから怠けているなど本人の気持ちや周りの考え方も影響するので、その心の変化を自分で病気だと理解することが難しくなっています。

誰でも無理なストレス状態になりメンタルヘルスのバランスが崩れることを、正しく理解して、早くストレスケアカウンセラー®に相談してみることが大切です。相談や対応は早ければ早い程、回復も早く、良くなることが判っています。


過重労働者に対するホメオストレッチの効果の検討

大手企業健康管理センター・産業医・BTU 2008.12

過重労働者に対して、比較的短期間で実施されたホメオストレッチの労働者の心理面に与える効果を検討した。その結果、心理質問票の MOOD は、「爽快感のなさ」「抑うつ感」

「疲労感」「不安感」に有意な効果が得られ、ホメオストレッチは労働者のメンタルヘルスに有益に作用することが示唆された。また、バーンアウトスコアの高い 27 人中 25 人の

82.5%に効果を示し、うつ尺度の高い 27 人中 15 人の 55.6%に効果を示した。


慢性疲労症候群患者に対する1回のホメオストレッチ実施の効果

データ保管:21世紀COEプログラム「疲労克服研究拠点の形成」研究室関西福祉科学大学健康福祉学部健康科学科. 倉恒弘彦大阪市立大学医学部附属病院. 渡辺恭良

大阪市立大学大学院医学研究科代謝内分泌病態内科学.田島世貴横浜国立大学大学院工学研究院. 小泉淳一

2007.11

疲労研究において、これからの大きな課題として残されている疲労対処行動の有効性に対する検討のうち、ホメオストレッチに関してその有効性を検討した(n=16)。その結果、心理質問票(BAS)では、疲労感の変化、気分の落ち込みの変化、イライラ感の変化、不安感の変化、緊張感の変化に有意な改善が示された。また、心拍変動解析による自律神経系の解析結果は副交感神経が活性化され、交感神経が抑制されるリラクセーション状態を示した。


IT企業におけるメンタルヘルス障害発病予防策の成功例日本産業ストレス学会 2011.1

BTU ストレスマネジメント研究所 東京所長 北 博之

2008 年 4 月~2010 年 9 月の間、長時間残業者の中から産業医との面談でケアの対象となり受けた人114名、復職後リハビリ的就業形態でケアを受けた人48名について実施した。その結果、長時間残業者の 114 名から新たな発病者はなく、長時間残業者のケアに有効であることが実証された。また、心理質問票のバーンアウトスコア p.<0.1  ストレス尺度

(SDS)p.<0.5 ストレス指数(AG)p.<0.1と心理的効果が確認できた。


ストレスケア検証・クロモグラニン A 変動指標(n=136)

矢内原研究所 長澤晋吾静岡県健康福祉部

BTU 2005.2

ホメオストレッチが新規スレス指標である唾液中 CgA を低下させる傾向を有することを明らかにした。特に精神的ストレスを自覚している被験者の場合に、その傾向が顕著であることが確認された。これらの結果はホメオストレッチによるリラクセーション効果を支持するものである。