まだまだ浸透していない「ストレス」への正しい理解
ベテランの主任ケアマネジャーであっても、ケアマネジャーの研修でファシリテーションをされるケアマネジャーであっても、「ストレスケアについては研修にない、学んだことはない」という反応でした。また、会社に「ストレスチェック」のシステムはあっても、コントロールする方法についてはあまり話されることがない、という返事でした。ストレスについても、まだまだ知られていないのだな、と思いました。
社会福祉士の仕事に、虐待対応があります。虐待の原因の上位には常に「ストレス」があげられています。介護分野でケアマネジャーが知ることになれば、虐待にも影響が現れるのではないかと思いました。
私が仕事をする中で感じたBTUの学びを、支援ケースに落とし、ケアマネジャーが現場でヒラメクような内容がお伝えできれば!と今回の研修で準備をしました。私自身も実際の支援の中で、BTUの理論や学びが繋がる瞬間が面白いです。学んだことが現場で使えるように、私自身ももっと学び続けたいと思います。ケアマネジャーの研修だけでは足りない、相手を理解しようとする学びがBTUにはあると思います。
今後の展望
肩の浸透圧等が、ラジオ体操のようになったらいいなあと思っています。仕事の休憩時間にラジオ体操の音楽が流れると、市役所ではカラダを動かしています。介護者の集い、オレンジカフェ(認知症カフェ)、仕事の休憩時間等にホメオストレッチが恒例になれば、お寺で行う坐禅のようになれば、誰もがわかっていいなあと思います。仕事に追われている時でも、その時はちょっと止まって自分のケアに向き合える、そんな時間をこれからも作りたいと思います。