大人の成長が大切

 

私たちは、自分や他者からの欲求に耐えられなくなる時があります。子どもは、親や先生、友だちの期待に応えようと頑張っています。親は、子どもを立派な大人にしなければならないと社会からの期待に応えようとします。自分のやりたいことを犠牲にしながら、大切なものを我慢しながら周りの期待どおりに生きることを強いられることも少なくありません。この点に、ストレスケア教育の発展に対する越えなければならない壁があります。そういう意味では、義務教育の現場で、生ストレスケア教育の普及に努めることに合わせて、家庭の中で、親自身がストレスケア教育に取り組む必要が是非ともあると考えるのです。なぜなら、子どもに対する教育に最も効果的なアプローチは、大人から変化することなのです。